セルフコントロール

誘惑に負けずに行動できる唯一の方法

こんにちは、ケントです。

皆さんは誘惑に負けずに行動できていますか?

毎日の暮らしのなかでいろいろな目標を達成しなければいけないのについつい誘惑に負けてしまう瞬間ってあると思います。

例えば

「朝早く起きないといけないのに起きれない」
「ダイエットしたいのについつい食べてしまう」 など

この記事は以下のような人の悩みを解消します。

  • 目標があるのについ誘惑に負けてしまい続けられない人
  • やらないといけないのに、やる気がなかなか起きない人

行動トリガーを理解する

人の行動には必ず「行動トリガー」があります。トリガーとは次の行動をしてしまうスイッチのことで、「次の行動」は「前の行動」の連鎖で起きているという考え方です。

例えば家に帰って来て、

①残業で疲れて帰って来る

②冷蔵庫を開けてビールを見つける

③ビールを飲むために取り合えずソファに座る

④ビールだけでは手持無沙汰なので携帯電話でSNSを見る

⑤SNSでドラマの広告が表示されたのでついドラマを2時間見てしまう

⑥お酒も入って勉強する気も起きないので、夜遅くに高カロリーの夕飯を食べて寝る。

⑦朝は寝不足と前日の食べ過ぎで体が重くて仕事がはかどらない・・・①へ戻る

というように次の行動や状態は、前の行動がトリガーになって発生しています。

この「行動のトリガー」は逆に良い行動にも連鎖します。つまり「行動のトリガー」を理解し、上手くコントロールすることで良い行動の連鎖を作ることが出来るのです。

「悪い行動トリガー」のコントロール方法

「悪い行動トリガー」をコントロールするために効果的なのは

「物理的に悪い行動トリガーを無くす」ことです。物理的にそれができない状態にすることで悪い行動の連鎖を断ち切ります

上の例で見てみましょう。

まずは冷蔵庫にビールを置かないようにします。

喉が渇いている時に冷えたビールと自由な時間があったらその欲望を我慢するのは至難の業です。

ダイエットや何かを我慢する時に一番効果的なのは「物理的にそれを出来なくする=行動トリガーを無くす」ことです。

そしてその欲望を別のもので埋めることも重要です。ビールを無くすだけでは夕飯を食べ過ぎたり、幸福感がないことでコントロールも長く続かなくなってしまいます。

ビールの代わりにお酒以外の自分の好きなものを飲んでください。ビール好きならノンアルコールビールを入れておくのをお勧めします。最近のノンアルコールビールは本当のビールに近い味がしてびっくりします。

他には炭酸水もお勧めです。しかもソーダストリームなどの自分で炭酸の強度を調整して炭酸水を作れるマシーンがあるとむしろ楽しみになって我慢している気持ちもなくなります。

ジュースが好きで、ダイエットをあまり気にしていなければコーラ(気にしていたらコーラゼロ)や、好きなジュース(オレンジ、コーヒー牛乳、ヨーグルトドリンク)など自分がご褒美と思えるものを用意することをお勧めします。

  • 「悪い行動トリガー」は物理的に無くす
  • その欲望を別のもので埋めることで幸福感を得れ、コントロールが長く続く

「良い行動トリガー」のコントロール方法

逆に「良い行動トリガー」をコントロールすることで「やらないといけないのに、やる気がなかなか起きない」時に、やらないといけないことを進める行動連鎖を作ることが出来ます。

上の例で見てみましょう。

もし資格などの勉強やブログを書かないといけないのなら、以下のような「行動トリガー」がお勧めです。

良い行動トリガー

  • 資格の参考書(やブログのPC)が置いてある机の椅子にとにかく座る
  • 椅子に座って参考書(やブログのPC)をとにかく開いてみる

ポイントは勉強を続けるかは自分自身に約束しなくていいのです。「とにかく参考書(やブログのPC)を開く」という行動トリガーをひくことが重要です。その後に勉強が開始されるかは意識しないでいいです。

これは人はやらないといけないことは、一度始めると案外やり続けるという行動心理を利用しています。

「いやいや、参考書を開くことがそもそも難しいんだよ!」という人は、席に座ったら/参考書を開いたらご褒美(食後のコーヒーを机で飲む・食後のテレビは机から見る・好きなアイスは机で食べる)などを組み合わせるといいと思います。

私の場合は毎朝4:30に起きて勉強をしたりブログを書くのですが、以前は二度寝してしまい自己嫌悪が続いていました。

そこで、

「朝起きたら、どんなに眠くても今日のスケジュールをPCで組む」。

ご褒美は

「眠かったら今日のスケジュールを組んだ後に二度寝していい」

としたところスケジュールを組み終わる頃には眠気もすっきりしてますし、PCで作業も始めているので二度寝することなく、むしろ朝の清々しい気持ちのなかで作業を進めることが出来るようになりました。

  • 行動が続くかは気にしないで、とにかく「やらないといけない事を開始する」ための「行動トリガー」をひく。
  • 自分に合った行動トリガーを試してみる、失敗したら新しい行動トリガーを探して次から次へとどんどん試してみる。

まとめ:行動トリガーをコントロールできている人は魅力的になる

いかがでしたか?

このように「悪い行動トリガー」を無くして「良い行動トリガー」を増やしていくことで良い行動の連鎖を作っていくことができます。連鎖を作ることで次の行動のハードルも下がっていきます。

スポーツを頑張れている人が、勉強や仕事も頑張れているのは、良い行動が連鎖しているからです。良い行動は次の良い行動を生み、その人を魅力的に形成していきます。

皆様も自分の一日の行動を振り返ってみて、自分に適した行動トリガーをどんどん試してみて下さい。