【サラリーマンTOEIC】仮定法過去、仮定法過去完了、仮定法未来、点数をとるだけなら簡単です!!【Part1】
仮定法と聞くと苦手意識がある人が多いと思います。「何となく覚えているけど、覚えてもすぐに忘れてしまうんだよなー」と言う声をよく聞きます。それでいいんです。TOEICテストの時だけ覚えていれば点数はとれます。それも点をとるだけなら覚える量は少ないので安心してください!
仮定法過去とは「現在の願望」だ
仮定法過去と聞くと「いつのことを表現しているんだっけ・・・」と毎回思ってしまいますが解決策があります。
単語に過去形が使われるので、「見た目」で仮定法過去と呼ばれています。
つまり仮定法過去は見た目が「過去」なだけで過去のことを表現している訳ではないのです。実際は現在の願望を表現しています。例文を見てみましょう!
If she had enough time and money, she would travel around the world.
(もし彼女が十分な時間とお金を持っていれば、世界中を旅するだろう)
If S 過去形, S would 原形. → 見た目が過去形なので仮定法過去と呼ばれる。
主語がI/she/heなどでもif節(条件節)の中ではwereが使われます。仮定法では主語の人称や数に関係なく、be動詞にはwereを使う事が出来ます。これもTOEICでは頻出問題です。
If I was[were] you, I would go to the university.
(もし私があなたなら、その大学へいくのに)
仮定法過去完了とは「過去の願望」だ
仮定法過去完了も同じで「見た目」が過去完了なので、仮定法過去完了と呼ばれているだけで実際は過去の願望を表現しています。
単語に過去完了形が使われるので、「見た目」で仮定法過去完了と呼ばれています。
例文を見てみましょう!
If I had left five minutes earlier, I would not have missed the train.
(もし5分は早く出発していたら、列車に乗り遅れることはなかっただろう)
If S had 過去分詞, S would have 過去分詞. → 見た目が過去完了なので仮定法過去完了と呼ばれる。
「未来の願望」を表す仮定法
if節で使われるshouldは実現の可能性が低い未来の願望を表します。主節にはいろいろなパターンが来ます。命令形だったり未来系だったりしますので点数を取るだけなら何が来るかはあまり意識しなくとも大丈夫です。
If she should change her mind, she would read the book.
(もし彼女が考えを変えるようなことがあれば、彼女はその本を読むだろう)
If S should 原形, S would 原形
please ask・・・
we will・・・
次は仮定法の倒置表現を学んでいきましょう。